ほぼ旬刊ミヤンマー通信創刊号

 いつもお世話になります。今月18日に301番目の認定法人になりますしたが、記念して11月に第10回ミャンマースタディーツアーをおこないます。またこれを契機に「ほヾ旬刊ミャンマー通信」を発行することにいたしました。いままで「ワールドレポート&博多だより」を受け取ってこられた方は"またか!"と思われる方もみえるでしょう。遠慮無く送付中止を申し出ていただくか、ゴミ箱直行の手段をお取り下さい。また会員さんの拡がりを期待してフェースブック上にホームページ?も開設致しました。

 ミャンマー情勢も軌を一にして今月から目に見える形で変わり始めました。現地の状況も「チャットの実勢レート、貿易レート、公式レートの統一」とか「アライヴヴィザの簡略化」「海外単独資本の会社設立OK」「土地使用権の暴騰」等、急成長するアジアの諸国に取り残されまいとの強い決意が見え始めています。新大統領とアウンサンスチーさんの会談も成功裡に終わったようですし、88年の民主化運動の弾圧で国外に逃れた人たちにも帰国を促し始めたと聞いています。あとは2000人以上に及ぶといわれている政治犯の解放がどうなるかという問題があります。中国の植民地化と欧米の経済制裁から逃れる象徴に2013年のアセアン議長国就任があるように思われます。

 しかし一般論と個別の話は別で、光の当たらないところに私たちは焦点を合わせて自立支援活動を展開してゆきたいと考えております。

 先週の第3回の理事会における討議事項を添付しておきますので、ご興味なある方は開いてみてください。具体的解決方法はともかく、現在の問題意識と方向性です。「志、雲より高く」というわけにはなかなかいっていないのですが、清里のキープ財団の見学で知ったポール・ラッシュの言葉「最善を尽くせ、そして一流であれ」は胸に抱き続けてゆきます。
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