今年度初めてとなる県外研修を、2026年9月25日〜26日の2日間、奈良県大和郡山市で開催しました。
今回は8名が参加し、一般社団法人eightさんの企業見学を中心に、福祉業界の現状や特徴について学びました。
また、地域住民や学生、行政など、多様な人たちを巻き込みながら事業を展開するeightさんの取り組みを通じて、地域とのつながりを生かしたビジネスのあり方についても、多くの気づきを得る研修となりました。

地域とつながる福祉の現場を訪ねて
今回の研修では、大和郡山市を中心に福祉事業や地域に根ざしたさまざまな活動を展開されている「一般社団法人eight」さんを訪問。各事業について説明を伺った後、それぞれの拠点を見学させていただきました。
見学したのは、「定期巡回ステーションりぷる」「生活介護事業所ぴいす」「百壽橋商店みりお〜の」「コネクトスペースcotton」「短期入所事業所らしく」の各施設です。
「コネクトスペースcotton」は、古い街並みが残る一角にある地域交流の拠点です。大和郡山市の空き家対策の取り組みとも連携しながら、貸しスペースや子ども食堂など、地域住民や子ども、大学生などさまざまな人が集う場所として活用されています。
こうした地域とのつながりから、福祉に興味を持つ学生がインターンとして関わるなど、新たな人材との出会いにもつながっていることが印象的でした。
「百壽橋商店みりお〜の」は、大和郡山市役所の1階にある福祉ショップです。障がいのある方々が制作した商品などを販売しており、eightの藤本代表の呼びかけをきっかけに発足したショップで、「大和郡山市障害者福祉ショップ連絡会」によって運営されています。
「生活介護事業所ぴいす」では、利用者の皆さんが実際に活動されている様子を見学しました。近くの畑を借りて菜園に取り組むなど、施設の中だけにとどまらず、多様な活動を通じて一人ひとりが自分らしく過ごせる環境づくりに取り組まれていました。
どの拠点でも印象に残ったのは、利用者の皆さんと職員の方々の距離の近さです。和気あいあいとした雰囲気の中、たくさんの笑顔を見ることができました。
また、eightさんの活動には、職員や利用者だけでなく、地域住民、学生、行政など多くの人たちが関わっています。福祉サービスを提供するだけではなく、地域との接点をつくり、そこから新しい人のつながりや活動を生み出していく。今回の見学を通じて、地域に根ざした福祉事業の社会的な役割と可能性を改めて感じることができました。
2日目は奈良の歴史と文化に触れる
研修2日目は奈良市内を巡り、その歴史と文化に触れました。
春日大社の朝拝から一日をスタートし、東大寺の大仏殿を見学。その後は、古い街並みが残る「ならまち」を散策しました。
昼食には、明治24年創業の老舗料亭「菊水楼」へ。歴史ある建物の雰囲気とともに、美味しい鰻重を堪能しました。
最後は奈良漬など奈良ならではのお土産も購入。福祉の現場から地域とのつながりについて学び、奈良の歴史や文化にも触れる、とても充実した2日間の県外研修となりました。
一般社団法人eightの皆様をはじめ、今回の研修でお世話になった皆様、ありがとうございました。










